馬場磨貴Maki Umaba
写真家 / 対談:鳥原 学(写真評論家・NPI講師)
東京都生まれ。
美術大学油絵科在学中から写真を始める。
大手新聞社出版写真部を経て、文化庁新進芸術家海外派遣制度奨学生として渡仏。
Ecole Nationale Superieure de la Photographie ARLES に学ぶ。
写真家 Lucien Clergue 氏の暗室プリンターとして、多くのモノクロ銀塩プリントに関わる。
帰国後はフリーランスとして雑誌や広告で活動。
文化学園大学、日本写真芸術専門学校非常勤講師。
Selected Works
人間の存在と実存を、ポートレート写真で問いかける
対談:鳥原 学(写真評論家・NPI講師)
今回取り上げる写真家は、馬場磨貴氏。身体、生命、母性、女性性といったアプローチから人間の存在そのものを問う、ポートレートを中心とした写真作品を制作している作家です。
妊娠と流産、東日本大震災での被災といった体験が反映された『We are here』、社会で共有される “母親像” の自明性を、子育てを経たうえで見つめ直した『DONOR』を始め、馬場氏の作品には自身の人生経験や、そのときどきに感じたこと、考えたことが色濃く息づいています。
今回は馬場氏がこれまで発表してきた作品集を辿りながら、写真を通して見つめてきたもの、そして現在の表現に至るまでの歩みを読み解いていきます。
